「もう一度、写真にしたい日常があった。」——介護の現場で気づいた、人生の後半の輝き

「この笑顔を、残しておきたい」
フォトグラファーTakeが30年のキャリアを経て介護の世界に踏み出した理由——
それは“人生の後半”にも、撮るべき一瞬があると気づいた思いを三連載でアップしていきます!
こんにちは。フォトグラファーTakeです。
私はこれまで、ブライダルやファミリーフォトなど、人生の節目を撮影してきました。
幸せな瞬間を残すのが私の仕事であり、現在でも撮影させていただいてます。
しかし、50代を迎えてから、ある転機が訪れます。
それは、介護の世界に飛び込んだこと。
日常の中にある表情の豊かさ
介護、看護職の知り合いからの勧めで、初任者研修を受講してみたことがきっかけ。
縁あって、地域のデイサービスでお手伝いさせて頂くことになりました。
ここで人生で初めて、撮影サービスとはまったく違う世界に触れる日々が始まります。
最初は正直、戸惑いもありました。
高齢者とどう接すればいいのか、介護の仕事が自分にできるのか…。
でも、通所される利用者の方々と触れ合う中で、少しずつ変化が起きていきました。
驚いたのは、日常の中にある表情の豊かさです。
おしゃべりをしているときの屈託のない笑顔。
懐かしい昔話にふけるときの、イキイキとしたまなざし。
誰かの話に思わず笑い出す瞬間。
「これって、カメラを向ければものすごく“いい顔”なんじゃないか?」
そう思うことが増えていきました。
そして私は気づきました。
人生の前半だけじゃなく、後半にも“撮るべき表情”がたくさんある。
人生の前半だけじゃなく、後半にも“撮るべき表情”がたくさんある。
それも、ただの記録ではなく、その人の人生がにじみ出るような写真。
これまで私が追いかけてきた「大切な一瞬」は、どの世代にもあるのだと。
それから私は、介護職としての視点と、フォトグラファーとしての視点の両方を持ちながら、
介護フォトサービスの構想を練り始めました。
“いまを生きるシニア”の姿を、もっとたくさんの人に知ってもらいたい。
そして、当たり前のように過ぎていく日々の中にある、確かな輝きを、写真という形で残したい。
そのような思いで、始まったシニアフォトサービス
このプランは、個人向けのプラン、介護事業者向けのプランと、
スタイルに合わせ、二通りのご提案が可能です。
詳しくはホームページ内のお問い合わせ、 SNSのDMなどからお問い合わせください。
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